展望台ロープウェイ駅
『廃墟中毒』の崖上の展望台。 空色の螺旋階段が、錆に侵されていた。 行きたかった。 見てみたかった。 初めての四国上陸。 瀬戸大橋を渡ったのは、3歳のとき以来。 そこには、ロープウェイの駅であった証拠は、ほとんど残ってなかったから。 発着点の屋根だけが、彼の存在。 フェンスと有刺鉄線は、廃墟の定番の装飾品。